PythonによるアメリカGDPデータの取得を行います。
データの取得後、チャートも表示します。
GDP(Gross Domestic Product)とは『国内総生産』のことです。
一定期間内にその国の国内で生み出された財とサービスの『付加価値』の総額です。その国の経済規模を測るための指標の一つです。
#ライブラリをインポート
import datetime
import pandas_datareader.data as web
import matplotlib.pyplot as plt
#取得するデータ詳細
#データ名
data_name = 'GDP'
#データソース名
data_source = 'fred'
#開始日
start = datetime.date(2000,1,1)
#終了日
end = datetime.date.today()
#データのダウンロード
df = web.DataReader(data_name, data_source, start, end)
#株価チャートの表示
plt.plot(df.index, df)
plt.title("USA GDP")
plt.xlabel("Year")
plt.ylabel("GDP (billion USD)")
plt.show()
正常に取得できると次のようなチャートが表示されます。
※アメリカGDPの考察
2000年は10兆ドルでしたが年々上がって行き、2023年には28兆ドル(約4200兆円)にまで大きくなっています。
これは、アメリカの経済規模が年々大きくなっていることを示しています。
理由としては、FRB(連邦準備制度理事会)による量的金融緩和の影響も大きいと考えられます。
ちなみに、2024年2月時点でのアメリカ株の時価総額は51兆ドル(約7600兆円)で年間GDPの1.5倍から2倍近くという範囲になっており、歴史的に見ると非常に割高になっていると言われています。